カテゴリ: アイロンテクニック    

用語 意味 類似用語・英語名等
アイロン傷 アイロン処理では、どうしても髪に細かい傷がつきがちだが、サロンワークで起きがちなアイロン傷は、平アイロンによるエッジの跡が代表的。また、アイロンの温度が高温過ぎると毛髪中の水分が飛んでしまい、毛髪が硬化してしまう。高温による細かい傷は目に見えにくいが、クシ通りが悪かったりガサついたりする。  
ウエーブアイロン 平接アイロンや丸アイロンのテクニックの1つで、大きなウエーブをつくること。アイロンでウエーブをつくる場合大切なことは、コームとアイロンのコンビネーションワーク。常にアイロンがコームを追いかけるようにしながら、ウエーブの構成要素である「波高部」や「波低部」をつくっていく。  
きざみ 平接アイロンによる「多段がけ」のこと。細かく刻むようにかけることから「きざみ」と呼ばれている。例えば、毛髪を1回で90°に寝かしてしまうとエッジの傷がハッキリついてしまうが、これを45°で2回あるいは30°づつ3回、15°で6回と小きざみに寝かせていけば、当然傷も目立ちにくくなる。フロントやパートなど、エッジの傷が目立ちやすい部分によく使われるテクニック。  
矯正アイロン 求めるデザインにするため、アイロン処理で毛の方向性を直してやること。とくに根元部分の毛を起こしたり、求める角度に直すことを「根元矯正」という。縮毛などの変形毛等を直毛に戻す矯正は「全体矯正」という。  
コームスルー アイロンの通りをよくし、面を整えるために髪を櫛でとかすこと。コームスルーのポイントは、櫛を頭に対して直角に入れること。  
先巻き、元巻き アイロンを毛先近く(毛先にアイロンを入れると、熱で髪が傷んでしまうので、毛先から0.5〜1cmくらいの所)に入れて巻くのを先巻きという。カールの状態はメッシュ調になる。元巻きは、アイロンを根元近く(根元から約1cm)に入れて少し止め、くせづけする方法。  
修正アイロン 整形後の乱れや毛先のハネ、継がりの断絶などを整えるアイロンテクニック。  
ストレートアイロン 太め(10mmくらい)のアイロンを使って、ウエーブヘアや縮毛をストレートにする技術。アイロンの熱は低めにし、根元2cmくらいの所から、少しづつテンションをかけながら引いていく。パネルやコーミングで行う一般的なストレートパーマにくらべ、髪にアイロン特有の艶が出るのが特長。  
整形アイロン あらかじめ矯正された毛髪を、頭皮に対して平行に折り曲げること。実際のテクニックは、デザインラインにアイロンを回転したあと、4分の1回転アイロンをかえす。  
接合がけ 矯正、整型アイロン等が終ったあと、接合部の短髪部をかける修正アイロンの一種。ポイントは、頭皮ギリギリに行う技術なので、アイロンの温度を下げ、注意深く進めること。  
挿入角度 アイロンを入れる時の、毛髪の頭皮に対する角度のこと。求めるボリュームやデザインをつくるための重要なポイント。基本となる挿入角度は頭皮に対して90°だが、髪の生え方に合わせた挿入角度を選ばないと、求めるボリュームが出なかったり、逆に出過ぎてデザインをぶち壊す結果になってしまう。  
艶(つや) 髪の表面が透明ガラスのように”透き通った”かんじになる、独特の表情。ポマードやチック等の保護剤をつけたあと、正しいアイロン操作で根元から毛先方向へ撫ぜると、キューティクルのすき間に保護剤の油脂分が入り込み、髪の毛がしまって独特の艶が出てくる。  
デザインアイロン 平接アイロンのように矯正や整型、修正をするだけでなく、デザイン表現に優れた力を発揮するアイロンのこと。ロッド及びグローブの断面は実にさまざまだが、大きく分けると「丸アイロン」と「角アイロン」の2タイプ。はさんだ毛を滑りにくくし、テンションをかけやすくするため、グローブ内側にゴムをつけた「ラバーアイロン」もある。  
波高部、波低部 いずれもアイロンウエーブをつくる時によく出てくる用語。波高部は、パーマ用語で出てくるリッジ。つまりウエーブの一番高いところ。波低部はその逆で一番低い所。  
ふかしアイロン 「ふかし」は「ふくらませる」の意味。日本髪を結う時の「あんこ」の部分をアイロンでつくると考えればいい。やり方は、地肌スレスレにアイロンを入れて高さを出し、この部分に前の髪をかぶせる。リーゼントのようにフロントを大きく出したり、後頭部の欠損や薄毛でボリュームが欲しいという時などに使うテクニック。  
ぶれ ロッドの先が小刻みに揺れること。「アイロンぶれ」などともいう。初心者に多い操作ミスで、アイロンがぶれると髪を寝かせるときの高さにバラつきが出たり、ロッドの先が頭皮に当たったりといった影響が出る。アイロンを入れる時よりも回転させる時に起きがち。アイロン操作の基本姿勢をきちんとマスターすれば、ぶれもグンと減る。  
平接アイロン ロッドとグローブの接する面が平面になっているアイロンのことで、角アイロン(ロッドもグローブも断面が角型)や甲丸アイロン(断面が甲丸型)などがある。矯正アイロン、整形アイロン、修正アイロン等のテクニックに使う。  
マーセルアイロン 1875年にフランス人のマルセル・グラトーという人が開発したセット用のアイロン。女性の髪にウエーブをつくるためのアイロンで、その後ヨーロッパ各国に普及した。日本にも、明治30年頃から本格的に輸入され始めた。現在でも美容のセットアイロンのことを総称してマーセルアイロンといいい、このアイロンでつくるウエーブを「マーセルウエーブ」と呼んでいる。